20161003日本経済新聞朝刊 AIDが動画サイト

字幕・吹き替え、視聴者が編集

20161003

光学機器の開発を手掛けるエー・アイ・ディー(AID、横浜市、足立康也社長)は視聴者が編集者となって字幕を付けたり吹き替えができたりする動画投稿サイト「ダビュレーター」を11月をめどに開設する。編集に関わるには事前の登録が必要になる。

解説

ニコニコ

動画配信サイトで視聴者が字幕と吹き替えをつけることが出来るサービスの話です。
試みとしてはすごく面白そうなのでなんとか生き残って欲しいですが
この分野でヒット生み出すのはかなり厳しいと思います。
コメントできる動画サイトとして有名な「ニコニコ動画」が強すぎて
そことの差別化が難しく、やはり二番煎じ感は否めません。
日本においては単純な動画サイトして圧倒的な立ち位置にいるYoutubeと
前述のニコニコ動画が2トップとなって牽引しています。
ただYoutubeはなんとなくわかるけどニコニコ動画はよくわからないという方
実は多いと思いますので、少し説明したいと思います。

動画にコメント

ニコニコ2

ニコニコ動画の最大の特徴は投稿された動画にコメント出来る点です。
今でこそスマホとSNSの普及で様々な話題をリアルタイムで共有できる時代ですが
ほんの数年前まではそんな状況でありませんでした。
学生で言えば前日見たドラマやバラエティの内容を翌日学校で話すというのが
日常でしたし、現在よりもアナログ的なつながり方をしていました。
その時代において動画にコメントできるというのは
非常に画期的だったといえます。

どこが画期的?

ネット時代において昔は一方通行のコミュニケーションが日常でした。
情報を一方的に発信、受信することだけに重点をおいている状態ですね。
動画にコメントできるというのは
動画投稿者に対してのコミュニケーションはもちろんのこと
コメントした人に対してコメントすることができるなど
そのサービス利用者全体がある動画に対しての
価値や情報を共有できるという状況を生み出しました。
よく例えられるのが、友達と映画を見に行ったあと
「あそこのあのシーンが」ってすぐ話て盛り上がりますよね。
あれがネット上でリアルにできる点が画期的だったと言えます。
前述の通りいまではニコニコ動画に関わらず
あらゆるツールで同じことができますが
当時それを実現していたところに強みがあったんですね。

なんで流行った?

当時は動画サイト全般がいわゆる著作権との戦いという状況で
ニコニコ動画ももちろん同じ状況でした。
ユーザーが勝手に動画を投稿できるので
著作権違反の動画がバンバンあがっていました。
当時の個人的な思い出としては
ドラマやアニメなどが放送後ニコニコ動画に上がり
それをコメントを流しながら見ていた記憶があります。
もちろんひとりで見ていたんですがコメントがあることで
多くの人と共有している感覚を持っていたと思います。
もちろん今では著作権に関してはクリアになっているので
そういう状況はありえませんが少しダークでアングラな部分が
人気を加速させた理由だと思います。
さらに二次創作OKという文化があり
それが同人活動とリンクしたという点も重要な要素だったといえます。
特に音楽分野では趣味で作るけど発表の場がない
野生のプロたちにその場を提供するという部分で大きく貢献しました。
今のミュージックシーンにおいてネット発が多いのを見ても
その貢献度の大きさがわかると思います。

nikoniko

現在のニコニコ動画

紆余曲折あり、今やその知名度は抜群のサイトに成長していますが
現在動画サイトという点においては苦戦を強いられています。
ニコニコ動画はオワコンと言われてもう数年が経ちますが
現在は商業的な介入が多くなりその独自性が奪われる結果になっています。
前述の同人文化も商業化の波に飲み込まれ
アマチュアだから楽しめていた分野に平然とプロが殴り込みをかけている現状です。
またYoutubeの台頭によりさらなる追い打ちをかけられています。
今のところすぐにどうこうなるわけでありませんが
将来的にYoutubeの一人勝ちになるかもしれません。

まとめ

ニコニコ動画が与えた影響は大きく
最近のテレビ離れのひとつの要因になっています。
そんなサービスを将来を見据えて仕掛けた人たちがいるということですね。
10年先はわからないかもしれないけど
1年先ぐらいは予想できるかもしれません。
そういう視点で仕事を取り組むと新しいものが生まれるかもしれません。
って正直今回言いたいことの半分も言えてないです(笑)
詳しい話が聞きたい方は口頭で説明しますので聞いて下さい。

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