20160908日本経済新聞朝刊 IoTに低価格通信 

ソフトバンク、17年春提供

携帯電話各社があらゆるものがネットにつながる

「IoT」向け低価格通信サービスの導入に向け動き出した。

ソフトバンクは2017年3月までに商用サービスを始める。

NTTドコモは仏新興通信に出資、

KDDIも欧州や中国の通信大手が主導する規格の実験を始めた。

新しい通信方式は低コストで運用できるため

工場の稼働状況や社会インフラの監視など幅広い応用が見込まれる。

解説

IOT素材1

IoTの話題です。
そもそも「IoT」という言葉自体
初めて聞いたという方も多いかと思います。
経済誌を中心として去年から頻繁に登場している
重要ワードで将来性は抜群です。

IoTって何?

IoT

「Internet of Things」の略です。
要するに「ものとインターネットが繋がる」って話ですね。
意外と単純なワードです(笑)
とは言えいまいちピンとこないって方もいると思いますので
少し掘り下げて説明します。

何でいま話題なの?

IoTなぜ

現代はインターネット社会であるということは
誰しもが認めるところだと思います。
みなさんにとって一番身近なネットであるスマホは
その最たるものです。
携帯通信網は日本に無数に張り巡らされ
環境的にも日本どこでもネットに繋がる状況が
実現できていると言っても過言ではありません。
そんな状況で満を持して登場したのがIoTです。

と言っても正確には2度目の登場です。
もともとIoTの概念は1999年頃誕生したと言われています。
今から17年前からものをネットにつなぐことが
考えられていたわけです。
ただ当時はコストと技術面で普及に至りませんでした。
時代がIoTに追いついてなかったんですね。

しかし近年は急速な技術発展により
様々なIT化や、コストダウンが広がりを見せ
今回のIoTも注目されるようになりました。
言ってしまえば前述のスマホもIoTの1つだと言えます。
現在は数十億の「もの」がネット接続されている世界になりました。

つまり当初はコストと技術という大きな壁が立ちはだかっていたけど
今はそれが完璧に取り去られIoT時代の幕開けだと
話題になっているってことです。

新しい課題

IoTサーバー

ものがネットに繋がるようになった時にひとつの課題が見つかりました。
それはものが蓄積したデータをどこで処理をするのかという点です。
あらゆるものがネットに繋がれば
当然その「もの」から情報を得ることができます。
ただしこれを実現するには
ものがデータを蓄積する機能をもつこが条件になってしまい
ものによってはIoTの導入が難しくなります。
そこで登場するのがクラウドというアイデアでした。
IoTは発信するだけで
データの処理はすべてサーバー上で行うという考えです。
言葉で言ってもわかりにくいので
みなさんの身近なところで置き換えると
例えばスマホで撮った写真をそのまま残しておくと
データの容量が足りなくなってきます。
そこでそれらのデータをフェイスブックにあげます。
スマホに写真を残さなくても
フェイスブックのサーバ上に残すことができ
それはいつでも取り出し可能です。
しかもアクセス出来る環境さえあればPCや他人のスマホからでも
データを取得できます。
これをIoTの部分で促進していこうというわけです。

具体的な話

IoT素材2

IoTがすごいのはわかったけど
具体的にはどういう使い方があるのか
気になるところだと思いますが
使い途は無限で何にでも活用できます。
とは言え現在実用的とされているケースがいくつかあるので
ご紹介します。

自動車

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各部品をネットに繋いで情報を送ることで
様々な活用ができます。
具体的には
例えば発進のタイミングや急ブレーキの数など
細かいデータをサーバに送り
AIで処理します。そこで分析されたデータをもとに
オーダメイドの自動車保険を自動的に作り出すことができます。

また車自体がネットに接続しているため
交通情報とのリンクでスムーズなナビゲーションが実現できます。
もちろん自動運転機能にも活用されることになります。
システムが確立すれば運送や配送の無人化も期待できます。

農業

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これはすでに商品化されていますが
土壌水分や温度、湿度などの農業に必要な環境データをIoTによって
効率的に収集、サーバ上でデータ処理分析をして
的確なアドバイスを得るというものです。
農業といえば農家の膨大な知識、経験、勘によって成り立ってきましたが
データが簡単に手に入るようになれば
それは必要なくなります。
IoTによって根拠に基づいた農業経営ができるようになっているというわけです。

ユニークな活用

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auから去年ユニークな傘立てが発売されました。
専用アプリをダウンロードしスマホを持って
傘立てに近づくとその日の降水確率に応じて
5段階に傘立てが光ります。
つまり近づくだけでその日の天気がわかるようになります。
この商品の優れている点は
操作を必要としないところです。
近づけば自動的に反応するいうところが非常にスマートですね。

またアメリカではIoTを活用した猫用の自動えさやり機も開発されています。その猫の毎日の食事量などのデータを蓄積し顔認証によって自動的に最適な量の餌を用意することができます。また飼い主はデータを見ることで
猫の体調管理ができますし、外出中はスマホでモニタリングすることも可能。
このようにIoTを利用したユニークな商品は既にたくさん販売されています。

これはほんの一例で
他にも様々な分野での活用が見込まれています。

まとめ

IoTまとめ

コスト・技術の壁が取り除かれたことで
IoTは今後ますます流行していくことでしょう。
そしてIoTの普及により世界中のあらゆる情報が
ネットに集まり、それをAIが分析して
有効なデータとして人間に返す。
そういう時代がすぐそこまで来ています。
IoTによってビジネスの在り方が変わり
私達の生活も大きく変わっていきます。
もう「知らない」なんて言ってられませんね(笑)

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