20160906日本経済新聞朝刊 個人タクシーもアプリ使い配車

日本交通、まず大阪で

20160906

タクシー大手の日本交通(東京・千代田)は

スマートフォン(スマホ)で指定した場所に呼べる

配車アプリを個人タクシーでも利用できるようにする。

まず大阪で月内にも

個人タクシー約2千台が加盟する組合と提携し、

他の都市にも広げる。

雨の日や宴会シーズンなどタクシーの稼働率が高い時でも

迎車予約がとりやすくなりそうだ。

解説

タクシー配車

タクシーの配車アプリの話題です。
個人的にはホリエモンこと堀江貴文が
数年前にビジネスモデルとして紹介していたのを
見たことがありました。
宅配ピザの前例をもとに作り上げたシステムで
細かいニーズに対応することができます。
タクシー業界の大手が率先して導入したことで
急速に普及するかもしれません。
またこれから会話型コマースの時代だと言われており
AI技術を導入することでより細かいところまで
手が届くサービスに発展していくと思います。

※会話型コマース
チャット機能を利用した商品やサービスの取引。
身近なところだとクロネコヤマトの公式LINEで
「再配達してほしい」などとチャットを打つと
その方法をスムーズに誘導してくれるサービスも
この会話型コマースに含まれます。

無料アプリのカラクリ

アプリ1

スマホ時代の今
今回の配車アプリを含めた便利なアプリがたくさんあります。
そしてその多くが無料で配信されています。
「タクシーの配車」を目的としたアプリであれば
新規顧客開拓という部分での利益が見込めますが
例えば無料ゲームアプリやニュースアプリなどは
そのような利益が見込めません。
ではそういう無料アプリはどのように儲けているのか。
今回はそのカラクリを説明します。
昔から「タダより高いものはない」という言葉がありますが
無料アプリについても同じことが言えます。
そもそもお金がまったくもらえない、生み出せないものを
作り人がいると思いますか?
アプリの開発にはそれなりの費用と時間がかかります。
よっぽどボランティア精神がある人でないと無理ですよね。
つまり現代の錬金術と言っても過言ではない仕組みが
ちゃんとあるんです。
無料のサービスから収益化することを
マネタイズと呼びます。
これはアプリに限ったことではありません。
青汁の無料サンプルを送り、
機を見て営業をかけ売上を得る、
これも立派なマネタイズ言えます。
あとで説明しますがアプリでは
アプリ内広告やアプリ内課金などが
主なマネタイズの手法になります。

面白いサービスや便利なサービスを使っても
適切なマネタイズがなされないと儲かりません。
アプリ開発者は疲れきって
開発を続けられなくなることも…。
そうならないためにも効果的にマネタイズできるための
仕掛けをしっかり作っているんですね。

1.広告

広告

無料アプリを使っていると別のアプリに誘導する広告が出てきた
なんて経験ありませんか?
これはアプリ内で広告紹介した別のアプリがインストールされると
紹介したアプリ開発者に報酬が発生する仕組みがあるからです。
こういう広告をCPI広告と呼びます。
基本的には無料アプリのマネタイズの原点がこれです。
また宣伝にお金をかけられない小規模のアプリが
お互いに紹介しあうという意味合いを持っている場合もあります。
これはわかりやすく言うと
ランチを食べに行ったらそこに近くの美容院クーポン券が
置いてあるみたいな感じですね。

2.アプリ内課金

pazudora

例えばバスドラや白猫プロジェクトなど
質の高い無料ゲームたくさんありますよね。
いずれもユーザーはずっと無料で遊び続けることが
できるものです。
ただゲームを有利に進めたいと思う人は
アイテムを購入することもできます。
前述のゲームで言えば
魔法石やジュエルなどがそれに当たります。
アプリ内で使える特典を購入できる仕組みを作ることで
広告に頼らずに自力でマネタイズすることができます。
ゲームアプリを中心にいま一番盛り上がってる
マネタイズ方法だと言えます。

【広告の効果あるの?課金する人いるの?】

お金2

「アプリで広告出ても見ないし。」
「無料で遊べるのにわざわざ課金しないでしょ。」
そう思った方もいらっしゃると思います。
その考えは正しくて多くの人はそう思っています。
ただし中には
「興味ある広告だし見てみよう」
「これぐらいの金額ならアイテムほしい」
と思い人がいるのも事実です。
この少数派の人たちをターゲットにするのが
マネタイズの真髄です。

個人的には「数の暴力」と表現していますが
どんなに少数派だとしても
全体の数を増やせば一定数を確保でき
十分な収益を上げることができます。

例えば
「モンスタードラゴン」という
無料ゲームがあったとします。
大人気でアプリのダウンロード数は
5000万を超えています。
仮にダウンロード数の1%が課金するとし
1ヶ月の課金単価が3000円と想定してみると
このアプリが1ヶ月で稼ぎだす売上は

5000万×0.01(1%)×3000円=15億円

となります。
「数の暴力」という表現がぴったりなほど
驚愕の数字ですよね。
この仮定は100人に1人3000円課金する人がいる
と置き換えるとおそらく現実味があるものだと
理解していただけると思います。
そしてこれが無料ゲームアプリを配信している
会社の売上がとんでもないことになっている理由ですね。

まとめ

ネット

圧倒的な数を集客することによって
数の暴力でマネタイズする
これが無料アプリが儲かる仕組みです。
なので無料で利用して申し訳ないな…という気持ちは
捨てて思う存分楽しんで下さい(笑)
この仕組みはアプリだけでなく
HPやブログでも再現できます。
今回は無料サービスのマネタイズについて
理解していただければと思います。

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