20160824日本経済新聞朝刊 スポーツ動画「黒船」に恐々 英社が配信開始

スポーツ動画「黒船」に恐々 英社が配信開始

20160824英パフォームグループは23日、

日本でスポーツ動画の配信サービス

「DAZN(ダ・ゾーン)」を始めたと発表した。

月額1750円(税別)を支払えば、

サッカーや野球など年間6000試合以上が見放題になる。

パフォームの参入で日本のスポーツ中継の状況は変わる可能性がある。

解説

今回は日本でも野球と人気を二分している
サッカーに焦点を当てます。
サッカーとビジネスの関係性は?と思われるかもしれませんが
今やスポーツ産業は巨大化しており
特にサッカーはその際たるものと言われています。

世界最高峰?英国プレミアリーグ

PL例えば世界で一番人気があると言われいる
イギリスのプレミアリーグですが
その放映料は他国と比べて桁違いです。
イギリス国内で試合を放映するテレビ局が2局ありますが
そこからの放映料による収入は年間1300億円。
またプレミアリーグは80の放送局によって
212の国と地域に放映されています。
その海外のテレビ局からの放映料もあわせると
プレミアリーグの放映料は総額7500億円と言われています。

野球とサッカーの比較

野球とサッカー1つの国のプロリーグでこれだけ稼ぐのは
ほかのスポーツでもないと思います。
ちなみに一般的に認知されている
野球のメジャーリーグですが
その放映料は2000億円程度です。
もともと野球というスポーツ自体が独特なので
日本人の感覚的には意外と思われるかもしれません。
話は逸れますが少し言及しておくと
野球は日本とアメリカ中心に盛り上がっているスポーツですが
世界的に見るとそれほどでもありません。
世界の競技人口を見ると
サッカーは2億5000万人
野球3500万人
とかなり差があります。
オリンピックで野球除外された理由は
まさにそこにあります。

国内の状況

くろだえんどうそんな巨額なお金が動いている海外サッカーですが
日本に目を向けるとあまり景気の良い話はありませんでした。
Jリーグ開幕当初はバブル期ということもあり良かったのですが
最近はかなり厳しい状況にあります。
例えば現役選手の年俸を比較すると
野球では広島の黒田選手の6億円が最高額です。
サッカーではガンバ大阪の元日本代表の遠藤選手の1億6000万円が最高額です。
どちらの選手も人気実力ともに差はないはずですが
国内の市場規模によって年俸にこれだけの差がでています。

つまり現状日本においては
野球の市場規模にサッカーは
勝てないということになります。

Jリーグにも一筋の光

DAZNここで今回の記事の話ですが
実は今年Jリーグはイギリスのパフォームと
10年総額2100億円という大型契約を行いました。
単純計算でJリーグは年間210億円の放映料を
手にすることになります。
もともとJリーグはアジア各国で根強い人気があり
その需要を狙った戦略です。
(実は前述のプレミアリーグもアジアでの人気が絶大で
アジア戦略が重視されています)
これによりJリーグは潤い、選手の年俸も上がり
また海外有名選手を呼べる可能性が出てきたので
活況を呈すと予想されています。

スポーツはそれ自体を純粋に楽しむもので
あるべきだとは思いますが
その思いとは裏腹に巨額のお金が動く
ビッグビジネスであるという点を理解すると
見方が変わって面白いかもしれません。

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