20160818日本経済新聞朝刊 PCデポ株が急落、一時18%安

PCデポ株が急落、一時18%安 解約料巡りネットに書き込み

20160818ピーシーデポコーポレーションの株価が17日、

一時前日比18%安の1011円まで下げ、

約4カ月ぶりの安値を付けた。

会員制でパソコンなどの修理や保守を手がける。

インターネットの投稿サイトに

「高額な解約料を請求された」との書き込みがあり、

会社の対応を批判する投稿が相次いでいる。

市場ではイメージ悪化や会員数の減少を懸念した売りが殺到したようだ。

解説

PCデポSNSを発端に炎上中の企業「PCデポ」です。
首都圏を中心とした店舗経営で
熊本にはないため知らない人も多いかもしれません。
私は大学時代、横浜に住んでいましたが
PCデポは神奈川県地盤の会社だったため
県内にかなりの店舗があり
個人的には馴染みのある会社です。

今年の5月TBSの「がっちりマンデー!」で特集され
注目集めていましまた。
もともとPCS販売のみでしたが
経営方針を「売る」から「直す・設定する」に転換
パソコン・スマホトラブルの駆け込み寺的
立ち位置を確立し大成功したという話です。
近年ものすごい勢いで業績をあげ
2015年にはジャスダックから東証一部に市場変更しています。
どれぐらいすごいかというと
もともと100~200円だった株価が
ここ数年で1500円前後まで上昇、
会社の価値が数年で10倍になりました。

シニア層や初心者に向けた「サポート」中心のサービス展開で
時代を捉えた経営手法と絶賛されていましたが
Twitterでのあるつぶやきをきっかけに
その儲けのカラクリが暴かれる結果となりました。

PCデポTwitter

実はPCデポの「ぼったくり」を指摘している
情報は以前よりネット上にありましたが
このつぶやきをきっかけに次々と情報が拡散した形です。
実態を簡単に要約すると
「初心者や高齢者に対して、詐欺まがいのサービスを売りつけて
ぼろ儲けしている」ということになります。

例えば今回のように
ネットに疎い高齢者に高額なアフターサービスをつけ
そこに高額な契約解除料を設定するケースです。
ネットで見る限りサポートを全く使っていないのに
月々5000~15000円程度払っているケースが散見されました。
しかもいずれクレジットカード決済になっており
消費者に金額見えづらい、なおかつ自動更新できるシステムに
なっています。


考えてみれば現在のスマホの契約するときも
訳の分からないオプションをつけられたり
するのでそれと近い感覚な気もしますが
このケースは手口が巧妙かつ悪質です。

前述のつぶやきに対してPCデポ本部が声明を出していますが
謝罪や弁明などはなくあくまでもサービスの一貫ですという
姿勢を貫いています。

昔ならネットの情報なんて気にするな
で済んでいた話が
今では株価に大きな影響を与えるまでになっています。
もし今後会社が対応を間違えれば
おそらく非常に深刻な事態に発展していく案件だと思います。

いわゆる情弱(情報弱者)ビジネスは儲かります。
振り込め詐欺などもその一種と言えますが
今回のケースのように合法的に搾取する方法が
実は世の中にたくさんあります。
みなさんも気づかないうちに搾取されている可能性がある
ということを認識していただいたほうがいいと思います。

スポンサーリンク
楽天
楽天

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
楽天